いつも思う・・

君に対してなにかできることがあるのだろうか・・

無力な自分がすごく嫌になる・・

でも・・

自分にもできること・・

ひとつ見つけた・・

+++

愛するということ 

+++

「葉。」
夕方・・アンナが話しかけてきた。
オイラはまた夕飯の買い物かぁ・・?と、ちょっと気を落とした。
「なんだ?今日はなにかってこればいいんだ?」
いつもの調子でオイラが答えると、アンナが思いもかけない言葉を口にした。






「今日の夕飯。私が作るから。」










オイラはしばらくその場で静止した。







なん・・だって・・?

アンナが・・あ、あのアンナが夕飯作る?!

ありえないっっ!!

今日は雷か!?

いや・・それともなにか企みがあるのか!?


オイラはかなりビビっていた。


「い・・いや・・またなんで??」

「別に。」

そっけなく答えるのがまたカワイイんだよなぁ〜////
って!そんなこと言ってる場合じゃないっ!!

「別にって・・」









「気分が向いたからよ。これ以上詮索すると殺すわよ?」








「・・・・・・すみませんでした・・おねがいします・・」







くぅぅぅっ!!なんでオイラはいつもいつも・・・(涙
・・・・っていうかアンナって料理できたっけ?

「・・・・・・・・」

わぁぁぁぁぁぁっ!!こんなことしてる場合じゃねぇっ!!
たまおにでもついててもらわないと大変なことになるぞ!!!


オイラはあわててたまおに電話した。
が・・しかし・・っ
たまおはうわずった声でこういった。


「え〜・・でも今日は・・・・・すみません・・」


「今日はなんなんだっ!!(涙)なにかあんのかっ!!オイラの命がかかってるんだぞちくしょうっ!!(必」

「す・・すみません・・でも今日は・・・・すみませんっ!!」

ガチャンッ

ツーツーツー











だめだ・・・今日オイラは死ぬ・・・










そのときオイラはもう一つ手があることを思い出した。

そうだっ!!まん太!!




もうスピードでオイラは家を出て、まん太の家に行った。



「まん太っ!!!」

「よ・・葉くん・・?どうしたの・・?」






「たのむっ!!オイラを助けてくれっ!!」
「はぁ?」


***

「えぇっ!?ア・・アンナさんが夕飯をっ!?」
さすがはいつも突っ込んでいるだけあってみごとなリアクションだった・・
って!!だからそういうことじゃなぁぁぁぁぁぁぁいぃっ!!
「・・・今日は・・なんかあったっけ・・?5月12日・・・・・あっ!!」
「どうした?何の日かわかったのかっ!?」
「あははははは・・そりゃぁたまおさんも行けないわけだぁ・・」
「なになに!?なんなんだよっ!?」
「まぁまぁ・・とりあえずアンナさんの料理楽しみにしてなよ。僕は今日行かないから。」
「そ・・そんなぁ〜・・・(泣」


とりあえずオイラは家に帰った。


+++

いよいよ悪夢の時間がやってきた。

「葉。」
「はっ!はぃっ!!」
「夕飯ができたわ。食べましょう。」
「お・・おぉ・・ア・・アンナ・・?」
「ナニよ。」
「・・・その手のやまほどのばんそうこうはいったい・・?」
「・・・・このくらい気にするんじゃないわよ。」
「・・・・・・・・・」
・・・気になりますから・・っ!!料理に血でもはいってそう・・



さぁ・・ついに恐怖の料理とご対面だ・・


「・・・・・!!」

オイラの目の前に広がったのは、いつもよりちょっと豪華(?)な料理だった。
見栄えはちょっと悪いが・・まぁ、料理としてなりたっているだろう。

「アンナ・・・これ本当にお前がつくったのか?」
「失礼ね。あたりまえじゃない。」
「・・・・・・」















「葉。」













「は・・はいっ!!」

















「・・・・誕生日・・おめでとう・・」
















「へ?」
















「今日あんたの誕生日じゃない。」

「え・・・?」

















・・・・そうだぁぁぁぁぁぁぁっ!!忘れてたっ!!












「アンナ・・まさかオイラのために・・・?」

アンナは顔を真っ赤にしてうなずいた。

「・・たまには・・楽してもらおうと・・思って・・」
「アンナ・・」

オイラのために・・こんなに怪我してまで・・

フワッ・・

「ありがとな・・アンナ・・」

オイラはアンナをそっと抱きしめた。

「よ・・葉っ!?/////離しなさいよっ!!」

「ヤダvv今日のアンナなんだかすごくカワイイんだもんvv」

「な・・っ!!////なに馬鹿なコトいってんのよ!!」

「照れてるところがまたカワイイんだよなぁ〜vv」

「・・・ごはんが・・さめるわ・・離しなさい///」

「ん?・・あぁ・・せっかくアンナが作ってくれたんだ。冷めねぇうちに食べるか。」
ちょっと名残惜しかったが、オイラはアンナを離した。

そしてそれから、二人で夕飯を食べた。
お世辞にもうまいといえない料理だったが、オイラには、今まで食べたどんなものよりもおいしく感じた。


食事の途中、アンナがつぶやいた。

「ごめんなさい・・上手じゃなくって・・」

「いいや。すごくおいしいぞ。」

「葉・・・」


「ん?」




「いつもありがとう・・」




顔を真っ赤にしてそう言うアンナが、いままで以上に、すごくいとおしく・・カワイク見えた・・

そしてその時、オイラは気づいたんだ。
アンナに対してオイラがひとつだけできること・・


それは・・








――ずっとずっと・・アンナを愛するということ・・











+++言い訳+++
あ〜・・ごめんなさい・・
発掘しました葉アン。
初の葉アン作品でした・・・多分。
私自身、葉アンは大好きなんですが・・むずかしいんです・・
これは、葉クンの誕生日記念としてフリーにしてました
ほしい方は勝手にもってっチャってください。サイトに飾るのも自由です。まぁ、ほしいかたがいたらですが・・(んなもんいるわけねぇ
BBSに報告などしてくれると嬉しいです。
ここまで読んでくれてありがとうございました