chain&light
気づいた頃からそこにあった鎖
"一族"と言う名の鎖
壊れることなどないと思っていた鎖
縛られることが嫌
そんな世界が嫌
それに縛られてる奴が嫌
憧れていたこともあった
雲のように自由に−−
そんな、自分には許されない場所へ行くお前が
だから、強くなりたかった
俺の存在理由なんてなかった
別に欲しかった訳じゃない。
けど、お前よりは強くありたかった
それが俺の存在理由になった
行く道は、正反対だけれど。
たとえ一生兄弟として語り合う日が来なくとも
お前が強くなるならば、俺はもっと強くなろう
お前は鎖に縛られて留まっている
お前はどこまでも自由に飛んでゆく
ずっと、どこかで特別に思っていた。
その時点で、惹かれていたのかもしれない。
ずっと、どこかで気にしてた
そう、惹かれない訳、なかったんだ
ただ一人の、兄弟なんだから。
「俺はお前の鎖を断ち切る」
俺にしかできないことだから。
咄嗟に迷いが起こった。殺したくない。
どんな馬鹿でも、俺の弟に代わりはないのだから。
誰もお前に変われなんて言わない。
それがお前だから。
それがお前の選んだ道なら、俺は何も言わない。
殺せなかった理由は、お前の言う通り。
お前が俺にそんなことを言う理由と同じ
「兄弟だから」
大切じゃない訳がない。
だって、この世でたった一人の兄だから。
見捨てられる訳、ないんだ。
殺せる訳がない。
他に代わりなどいない、大切な弟なのだから。
傷つけたい訳、ないんだ。
「兄弟だから」
光が、見えた気がした
今まで、壊れることなどなかった鎖。
それを断ち切る、光
お前だって、自由になっちゃいけないことないんだ。
俺が、鎖を断ち切ってあげるから。
理由はただひとつ。
「兄弟だから」
それは、鎖にさした光。
−−−chain is broken by light
#あとがき#
ううーん…よかったんかな?これ。
原作も最近読んでないし…色々とわからなかった
もしかしたら原作と違うかもしれない…そしたらスイマセン
まぁ、好きなように書けたからよかったです(笑)