ねぇ、あなたは・・

受け取ってくれますか・・?

素直じゃないあなただから、

「喰えない」って言うかな・・?

でもね、

これが私の精一杯の気持ち――・・


***

Emotion

***

「やっと出来たっ!」

2月14日、バレンタインデー。
それは、大切な人に気持ちを伝える日。


「受け取ってくれるかな・・」

ゆやはそっと、胸をおさえた。
そして、浅く息を吐く。

「狂・・」

ふと、想い人の名を口に出してみる。


プライドが高くて、
冷酷で・・けれど熱くて、

それでいて、本当はとても優しい・・・

そんな人――・・


素直じゃないから受け取ってくれないかもしれない・・
けれど、人の気持ちはわかってくれる人だから―――・・・


「もう!私らしくないぞ!!あたって砕けろ!!」

そう言って、自分を元気付けると、
ゆやは意を決して狂の家へと向かった。


****

「狂。」
「なんだ、なんか用か。」

あいかわらず冷たくあしらう狂。
ゆやは、息をゆっくり吸って、言った。

「これ!!」

その言葉と同時に、両手を前に出す。
もっと言い方とかは考えていたものの、
やはり声にならなかった。


「・・なんだ。コレ」

狂は受け取ると、包みを開けた。

その中身を見た狂は、少し驚いた顔になる。

「これ・・・」
「チョコよ!今日はバレンタインだから――・・」

そこまで言うと、ゆやは顔を紅潮させ、そっぽを向く。

そして、自信なさそうに、小声で言った。

「もらって・・・くれる?」

狂は相変わらず静止したままである。


――・・やっぱりダメかな・・

ゆやが諦めかけたとき、狂は口を開いた。

 

「もらう。」

 

「え・・?」

予想外の言葉に、ゆやはすこし驚く。
そして、本当に?といった表情で、狂を見つめる。

「"え・・?"ってなんだよ。」

狂は、ゆやの表情に少し不機嫌そうな顔でいった。

「本当に・・もらってくれるの?」

「・・喰えるんならな。」

相も変わらず冷酷な狂に、ゆやは微笑んだ。

本当に嬉しそうな表情で。

「・・ありがとう!!」

ゆやがそう言うと、狂は、すこし頬を紅く染めた。

そして、そっとゆやを抱き寄せた。

「きょ・・狂!?」
「・・・・」

何も言わない狂。

ゆやは、狂の顔が熱くなっていることに気が付いた。


「何?照れてるの?」

少しからかいのまじった声で、ゆやは言った。

「・・悪いか。」

狂のその言葉に、ゆやは少しだけ、目を丸くする。
狂ならば、否定すると思っていたからだ。

「素直じゃない。どうしたの?」
「・・別になにもない。」

その声が、あまりに可愛かったもので、ゆやはつい吹き出した。

「・・・なんだ。」

「え?・・やっぱり狂大好きv」

「は?」

突然のゆやの言葉に、狂は驚きの声をあげる。


「狂のそういうところ・・好きだよ。」

「・・・」


狂は無言で、抱きしめるチカラを強くする。

外は雪がちらちら降り始めていた。

その中で、二人の唇が、そっと重なった。


***

冷酷で、

でも熱くて。

プライド高くて・・・

時々、氷のように冷たいけど・・・

それでも、

やっぱり優しい――・・

あなたは。


人の気持ちを解ってくれる。

興味ない振りして、

それでも、人を助けたり。

そんなあなたを、

私は好きになったのかな・・?

大好き。

大好き・・・


これが私の、

精一杯の気持ち―――・・・


***


「狂・・」

「なんだ。」

 


「・・愛してる。」

 


「・・俺もだ。」

 


                          〜fin〜


===あとがきと書いて言い訳と読む===

バレインタイン企画にて、神風庵裡さまからリク頂きました
す み ま せ ん ! ! !
とにかく謝ります!!すみませんっ><
狂が・・壊れてるっ!!
しかも文がおかしいっ!
どうしましょう!!!!
とても小説と呼べるものではありません・・・っ orz
神風さま、こんなものでよろしかったでしょうか?
気に入らなかったらドウゾお捨てくださいませっ!
では!!