あなたがいない夜・・・

とても不安になる・・

今、無事でいるのだろうか・・?

ちゃんと帰ってきてくれるのだろうか・・?

不安と寂しさでどうしようもなくなる・・

でも・・

あなたはいつも笑顔で帰ってきてくれるから・・

「よっ!ただいまっ」

そう言って、にかって笑うから・・

私もまた笑顔になれる・・

そんなあなたの笑顔が、すごく大好きだった・・





笑顔の魔法






「・・・あ〜ぁ・・遅いなぁ・・蛮・・」
ある満月の晩。
窓辺に腰掛けている少女がいた。
彼女の名は)。
スゴ腕の奪還屋である。
そして、同じく奪還屋『Get Backers』の一人、美堂蛮の恋人である。
「もう4日よ・・?何やってんだか・・あのバカ達は・・」
蛮&銀次が仕事の依頼を受けて旅立ったのは4日前・・
本当はもいっしょに行く予定だったのだが、蛮が「俺たちだけでいく」と言ったから、はいかないことになったのだ。
しかし、いつまでたっても二人は帰ってこない・・
いつもなら1〜2日で帰ってくるのに・・
二人は強いとわかっていても、の胸に不安がよぎる・・

プルルルルル・・
携帯がなった。
「もう・・誰よ・・こんな夜中に・・」
ピッ
「もしもし?」
『あっ!ちゃん?』
「あぁ、銀ちゃん?どうしたの?・・こんな夜中に・・」
電話の相手は銀次からだった。
『・・ちゃん・・今すぐ来て!!実は・・・・・・・・』
「え・・っ?」

ダッ!!
は駆け出した。
銀次の電話の内容はこうだった。


『・・蛮ちゃんが・・大怪我して・・瀕死の状態なんだ!!脈も下がってきてるし・・ヤバいんだ!!』


銀次によれば、今救急車の中で、もうすぐ病院につく。ついたらすぐにオペ(手術)だという事だった。
は夜の街を必死で走った。
途中で、何度か人にぶつかったが、それさえ気にしない。
とにかく必死で走った。

++++

同じ頃、病院のオペ室の電気がついた。
手術が始まったのだ。
「蛮ちゃん・・」
不安そうな顔をした銀次がオペ室の前に一人、座っている。
ガーッ・・
そこへが入ってきた。
「・・ちゃん・・!!」
「・・はぁ・・はぁ・・銀ちゃん・・蛮・・は・・?」
「今・・あそこに・・」
銀次はオペ室を指差す・・
は、「使用中」のランプのついたオペ室を見る。
(・・まさか・・蛮がオペ室にはいるなんて・・夢にも思わなかった・・)
ちゃん・・・ごめん・・」
うつむいて謝る銀次。
「・・どうして・・銀ちゃんが謝るのよ・・?」
「・・俺なんだ・・」
「え・・?」
「っ・・俺が蛮ちゃんに怪我させたんだ!!」
「・・・・どういうことなの・・?」
「・・今回の奪還物の持ち主・・護り屋として赤屍さんを雇ってたんだ・・・」
「え?赤屍って・・あの?」
「うん・・それで・・俺と赤屍さんが鉢合わせになって・・戦ってたら・・雷帝に戻っちゃって・・それで・・止めに入ってきた蛮ちゃんまで・・」
「・・・・・」
銀次は、かなり責任を感じているようだった。
「ごめん・・!!ちゃん・・!!」
「・・・いいのよ・・止めに入る蛮がバカなんだから・・」
ちゃん・・?」
ポタッ・・
の手に涙が落ちた・・
「・・なんで・・なんであいつはあそこまでバカなのよぉ・・っ!!」
ちゃん・・」
スッ・・
銀次はハンカチをさしだす
「銀・・ちゃん・・?」
「・・蛮ちゃんが起きたとき、ちゃんが笑ってなかったら、蛮ちゃん・・悲しむよ・・」
「銀ちゃん・・・そうね・・でもそれは銀ちゃんも同じよ?」
「え・・っ?」
「泣いてるよ?銀ちゃんも。」
「え・・・あ・・っ・・あれ・・?」
は、ふわりと微笑んで、そして言った。
「・・ありがとう。」
キュッ・・
は、涙を拭いた。
そして銀次も。
ガーーッ
そのとき、オペ室の扉が開いた。
「蛮!!」
「蛮ちゃん!!」
ガラガラガラ・・
ワゴンにのった蛮が出てくる。
「なんとか命は助かりました。あとは2・3日安静にしてれば大丈夫です。」
「よかった・・よかった・・っ!!蛮・・」
「蛮ちゃん・・」
こうして、蛮はなんとか助かった。

++++

翌朝――
蛮の病室・・
そこには蛮のベットに寄りかかって寝ているの姿があった。
ちゃん・・?」
「ん・・?」
「おはよ。」
「銀ちゃん・・おはよ・・」
ちゃん。目ぇ赤いよ?また泣いたな?」
「あはははは・・ごめんなさい。」
そんな他愛もない会話をしていたそのとき・・

「ん・・・・?」

「ば・・ん?」
「蛮ちゃん・・?」
蛮が目を覚ましたのだ。

「ん・・?っと・・ここは?」
「蛮・・・!!!」
ギュッ・・
「な・・っ?! なんだどうした!?」
「・・俺、ちょっとトイレいってくるよ。」
ガラガラガラ
銀次が出て行った。
気を利かせたのだろう。

「どうしたんだよ??いきなり・・」
「・・・もぅ!!蛮の・・バカ!!こんなに心配させて!!」
「・・・・・すまん・・」
はちょっとびっくりした。
あの蛮が素直に謝ったのだから。
「・・・いいよ・・わかってるから。・・あんたが銀ちゃんのこと、大切に思ってることぐらい・・」
「・・ありがとう・・でも大切なのは銀次だけじゃねぇ。・・・お前もだからな・・だから・・泣くなよ・・」
「え・・?」
「ないてるぞ・・?」
「・・っ・・やだな・・もう・・泣かないって・・約束したのに・・」
フワッ・・
蛮がを抱き寄せた。


「・・・ただいま・・。」


蛮はいつもの笑顔で微笑んだ。

「おかえり・・っ・・蛮!!」


++++

あなたがいない夜・・

不安になる・・

さみしさと不安でいっぱいになる・・

でもあなたは・・

「ただいま」って

いつもの笑顔で微笑むから・・

不安もさみしさもどこかにとんでいっちゃう。

そう。あなたの魔法みたいな優しい笑顔で。

だから私も笑顔でこう返す。

「おかえりなさい!!」




***言い訳***
なんっって恥ずかしい!!!
どうしてこんなクサすぎるものを作ったんだ昔の私ッ!!
もう本当にバカみたいなんですけど。自分がなさけなくなってきました。
久しぶりにドリーム変換やったんで、なんか懐かしい感じですー・・・。
ってかもう・・・とりあえず謝るしかないです。ごめんなさい。
特にGBファンの方はごめんなさい。これで蛮ちゃんイメージ崩れちゃったらごめんなさい。
読んでて恥ずかしいんですけど・・・。これ・・・。
でも、こんなの読んでたら、「あー・・成長したなー」とか思いますよ。(どこが。
駄文には変わりないんですけど。
では。読んでくれた方ありがとー!!