「明けましておっめでとー!!!」
年明けと同時に、幸村が叫ぶ。
〜真田家のお正月〜
「幸村様。何卒今年もこの才蔵を…」
「幸村様。お雑煮の具、何がよろしいですか?」
毎年のことながら、とても騒がしいご様子の真田家。
「っつーかうるせぇ。大人のくせに年明けくらいではしゃぐなよお前ら」
かったるそうにサスケが言うが、騒ぎは収まる気配がない。
サスケはため息をひとつつくと、どうしようもない大人達…もとい、騒ぎ事の大好きな仲間達に呆れた目を向ける。
「あー…もう俺寝るわ」
「えーサスケ、もう寝ちゃうの?まだ年は明けたばっかりだよー?」
自室に向かおうとしたサスケに、幸村がつまらなさそうに言う。
「うるせぇ。眠いからもう寝るんだよ」
「えー…つまんないー」
「んだな。幸村様。子供にはもう辛い時間だべ」
「んな…ッ!!!誰が子供だってぇ!!??」
「間違ってねぇだろうがよ。お・子・様 」
「うるせぇ!!!俺はお子様じゃねぇ!」
鎌之助と甚八にからかわれ、サスケはヤケになったように、その場にどかんと座り込む。
「俺はまだ寝なくても平気なんだよ!!!」
「ほぉ…子供じゃない、か。んじゃ、これも飲めるよな?」
甚八がサスケの前に差し出したのは、酒の一升瓶。
だが、ヤケになっているサスケは、中身を確認せずに、手に取ってぐびぐびと飲み始める。
「…ちょっと待って甚八!コレお酒?」
「ん?ああ。まぁ、ちょっとくらいなら大丈夫だろ」
一升瓶のどのへんが"ちょっとくらい"なのか。
あれよあれよという間に、サスケは既に一升瓶の半分を飲み干していた。
「わーサスケ!!!さすがにちょっとストップ!!!ストップ!!!」
幸村が慌ててサスケから瓶をとりあげる。
「なんだよ幸村…俺、だって…この、くらい…飲ん………」
ドスッ
鈍い音がして、サスケが畳の上に仰向けに倒れる。
「サスケ!!!!……あーあ。眠っちゃってるよ。」
とりあえず、眠っているだけのようであることを確認すると、幸村はふぅとため息をつく。
そしてサスケの寝顔を見て、くすくすと笑う。
「全く…幸せそうな顔しちゃって…」
笑いながら、サスケの頬をなで、
「おやすみ、サスケ。今年もよろしくね」
やさしく、そう言った。
次の朝、サスケが二日酔いに苦しむことはいうまでもない。
「うげぇ…っこんな正月…最悪だ…っ」
~Fin~
***
あけましておめでとうございます!!!
去年も、このようなヘボサイトに来ていただき、ありがとうございました。
どうぞ今年も、Frewell etude.〜別れのエチュード〜と、如月神無をよろしくお願いいたします。
なんか…年明けてから即興でつくったので、はちゃめちゃなコトになってます。
もう思うまま、書きました。
構想も何も練ってません。スイマセン。
フリーなので、もしよかったら持っていっちゃってくださいませ。
2008年 元旦